【下地の確認、清掃】
1.仕上げタイルが動かないことを確認します。
2.目地充てん部のゴミ、埃、油分など、接着阻害となるものを取り除きます。
【混練り】
1.CG-512(25kg)に対し水(5.25?5.75 kg)を徐々に加えよく混練します。
チェック:・1回の混練り量は、60分(23℃)以内に使い切れる量として下さい。
・水の増減により、色の濃淡が生じる場合がありますので水量は一定になるようにして下さい。
【目地詰め】
1.施工面に水湿しを行い、目地材を塗布します。
ゴムコテを用いて目地部が完全に充てんされる様に塗り込みます。
チェック:余分な目地材はできるだけ取り除いてください。
2.目地ゴテなどで目地押さえを行い、コテムラのないように仕上げます。
【清 掃】
1.目地材のしまり具合を見計らい、タイル表面を水で湿したスポンジで清掃します。
2.目地材の硬化後、タイル表面に残った汚れを水洗いにて清掃します。
チェック:酸による化粧洗いはできるだけ避けて下さい。やむをえず酸を用いる時は、
目地詰め後1週間以上養生した後、まず水洗いを行ない、次いで工業用塩酸30倍程度の
希塩酸を用いて洗います。
その後、使用した酸が仕上げ面に残らないように充分な水洗いをして下さい。
CG-512を使用する前に以下の項目に注意して下さい。
●目地材用途以外には絶対に使用しないで下さい。
●混練時の施工環境や下地の違いなどにより色に濃淡が生じることがありますので、
施工箇所にはシート養生を行い、施工条件の統一に配慮して下さい。
●他の目地材との併用・混合はしないで下さい。また、保水材・防凍剤・エマルション混和材などの添加は行わないで下さい。
●5?35℃の環境で使用・保管して下さい。(硬化までの凍結に注意して下さい)
●保管温度が著しく異なりますと、練り置き時間などが大きく異なったり、物性が低下する恐れがあります。
●一度混ぜ合わせたCG-512は保管できません。
●使い残したCG-512は異物の混入や湿気の影響などにより、物性が低下する恐れがあります。
●保管される場合は湿気を避け、水に濡れないようにして下さい。
●目・鼻・皮フに炎症を起こすことがありますので、使用時は取り扱いに充分注意すると共に、適切な保護具(防塵マスク・保護手袋など)を着用して下さい。
●直射日光の当たらない屋内に場所を定めて保管して下さい。
●子供の手の届かない所に保管して下さい。
●使用中に身体に異常を感じた時には直ちに使用を止め、換気のよい場所で安静にし、必要に応じて医師の診断を受けて下さい。
●目に入った場合には、直ちに清水で洗い流した後、医師の診断を受けて下さい。
●誤って飲み込んだ場合は、直ちに医師の診断を受けて下さい。
●皮フや衣服に付いた場合は、速やかに洗い落として下さい。
●使用後や休憩前には、必ず手洗いやウガイを行って下さい。
●誤飲防止と食品への混入を避けるために、保管場所は食品と区別して下さい。
●使用済み容器などは、許可を受けた産業廃棄物処理業者へ処分を委託して下さい。
●河川・湖沼・下水道などへ廃棄したり、流入させないで下さい。
●ご不明な点は当社営業担当にお問い合わせ頂くか、製品安全データシート(MSDS)またはカタログをご参照下さい。
●CG-512をご使用になる前には、商品容器の表示事項をよくお読み下さい。